●Sound・ Of ・Elegangeよりお知らせ

渚ようこの主宰するレーベル『Sound・Of・Elegance』では、函館の生んだ若きサイケデリックバンド『シベールの日曜日』をバックアップしていくことになりました。

9月には、彼らのセカンドアルバムがリリースされ、新宿motionでのワンマン公演が決定しています。

(詳細が決まり次第、お知らせいたします。「シベールの日曜日オフィシャルHP」近日公開予定。)

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それに先がけて、和光大学でのライヴが行われます。

鋭い閃光を放ち、疾走し続け、この夏よりいっそう加速していく、シベールの日曜日の演奏をお見逃しなく!!!

 7月3日(土)和光大学学生ホール(小田急線鶴川駅下車徒歩5分)

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開場:14時  開演:14時半

チケットは二部構成で300円

出演者:シベールの日曜日  シスターポール 他

(シベールの日曜日は一部の出演です。)

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シベールの日曜日  Sundays&Cybele 

cybele14.jpg 

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G・Voの坪内を中心に2004年5月に北海道函館市で結成。

バンド名の由来は同名のフランス映画から。

幾度目かのメンバーチェンジをしながら活動し、坪内、西野、見上の3人編成で固定されるも

2007年バンドが一度散開。坪内がバンドを再編成し4人編成となる。

2008年3月散開前のメンバーによる録音がギューンカセットからリリース。

2008年、西野再加入。

現在は東京都在住で、今年4月から、オリジナルメンバーの見上が加入。

現在のメンバーは、G/Vo・坪内和夫 、B・西野匡彦、G・中田雄也、Dr・見上慎太郎。

2010年9月には、セカンドアルバムを発表し、ワンマン公演が決定している。

ディストーションをかけまくったツインギターがうなりまくり、気だるいリズムが絡みあう。

恐るべき爆音のサウンドに、虚無感につつまれたボーカルが叫び、漂う。

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頽廃的なムード、徹底した非順応主義。

(彼らのステージを見て、今や伝説となっている「裸のラリーズ」や「ジャックス」の演奏を彷彿させる・・・という人もいる。)

しかし、『シベールの日曜日』の演奏は、どこか切ない詩情で満たされていて、

その独特のエロティシズムと高揚感とともに聴く者たちを、幻想的な旅へと連れていってくれる。

私たちは、その異形とも言われかねない彼らのステーングを目の前にして、

目に見えぬ絵画を想像し、聴こえない音たちにも耳を澄まさなければいけない。

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シュルレアリスムを創始した、シュルレアリスムを創始した、

アンドレ・ブルトンの「ナジャ」から引用するならば、

『美は、ぎくしゃくした動きの連続から成るものだ。その動きの多くは

ほとんど重要ではないが、それらがいつかひとつの<ぎくしゃくした動き>

をひきおこし、それこそが重要なものになるということを私たちは知っている。』

『美は痙攣するものだろう、それ以外にはないだろう』

(text by/  Sound・Of・Elegance)